マブールダイビングツアー 2日目

集合写真マレーシアの天気予報は、私たちが到着するこの日から「晴れ」となっていました。見事に予報が当たって、気持ちの良い朝となりました。フロントに6:15集合でしたが、みなさんお天気と同じく元気な顔をしています。船に約30分乗って目的地のマブール到着です。チェックインまで時間があるので、仮の部屋でダイビング器材を荷物から出して、日焼け止めをぬりぬり。ホテルの部屋に入ると、リゾート気分がさらに盛り上がりますね。ダイブセンターに移動して、使い方の説明を受けて早速ダイビング!

ホワイトチップアネモネフィッシュ
パラダイス1 ~チェックダイブ~

1本目は目の前のビーチでチェックダイブ。内容はマスククリア、レギュレータークリア、中性浮力の3つです。もちろん、皆さんOK。サクサクと終わって水中散歩へ。前日まで雨続きだったそうで、ちょっと透明度が落ちているそうですが、余裕で10mは見えています。黒いクマドリイザリウオやスカシテンジクダイの群れ、アオスジテンジクダイ、それを狙うアザハタ、ユカタハタ、ドクウツボをクリーニングするアカシマシラヒゲエビ、スザクサラサエビなどなど。う~ん、楽しい。

アカシマシラヒゲエビ クマドリイザリウオ

チェックダイブも無事終了。セルフサービスのコーヒーや紅茶、ミロを飲んで、しばし休憩です。カステラなどのおやつもあります。ダイビングした後の、お茶って格別においしいですよね~

ヤノダテハゼとコトブキテッポウエビ
イールガーデン ~マブール~

2本目はボートダイブ。予定ではリボンバレーNo.2でしたが、行ってみると、地元の漁師さんが漁の真っ最中。ってことで、ポイント変更。日本でもマレーシアでも漁師さんとは持ちつ持たれつってとこでしょうか?海の中はポイント名通り、ガーデインイールやサビウツボなどのウツボの仲間も多いですが、皆さんの大好きな「ハゼ」もいっぱいです。ヤノダテハゼとコトブキテッポウエビ、などなど。
リクエストのカメももちろんいました。ほとんどの方が、カメを間近で見たのは初めて。どこまで近寄って良いんだろう?と悩みながら、いっぱい写真を撮っていました。カメの方は周りをダイバーに囲まれてちょっと迷惑そう。

アオウミガメ ブルースポテッドスティングレイ

そのほかロボコンこと、アナモリチュウコシオリエビ、スミレナガハナダイ、プルースポテッドスティングレイ、ダイアナウミウシなどなど。

アナモリチュウコシオリエビ ランチ

2本ダイビングすると、すっかりお腹が空いてしまいました。ここ、シパダンウォータービレッジはバイキング方式。食事はマレー料理なのですが、これが結構いけてます。サラダにメイン、フルーツにデザート。ごはんはタイ米ですが、結構おいしく食べられます。

ボート
SMARTハウスリーフ ~マブール~

このポイントは新しく出来た横のリゾートのハウスリーフに漁礁がいくつか沈められています。マブールでは基本は英語のブリーフィングですが、時々日本語を交えて、絵を描きながら説明してくれるので全然大丈夫。ふむふむと聞いていると・・・・「two タマカイ live here」
・・・えっ??ちょっと待って!タマカイって、あのタマカイ?絶滅危惧種で、大きいものは2mを超える、釣り師の憧れの的で、日本の海水魚には見開きで載っている、あの伝説の!?
どんな伝説かはお答え出来ませんが、生きてこの目で天然タマカイを見れるとは思ってなかったので、正直ビックリです。しかも、住んでるって言うことは、見れる確率はかなり高いってことでは・・・かなりテンションが上がってしまいます。

タマカイ タマカイ

潜ってみると、ビックマンションと言ってた漁礁は、でっか~いジャングルジム、といった所でしょうか。中には魚がいっぱい、その中に、いました!いました!タマカイです!!!!イメージどおりに小魚を引き連れて悠々と泳いでいます。写真を撮ろうとしても全身が入らないし、入れようとちょっと後退すると、コンパクトデジカメのストロボでは届かないし、顔のアップを撮ろうとすると、コガネシマアジが邪魔するし・・・・皆さん悪戦苦闘。でもタマカイですから、見れただけでも万々歳ですよ。女性ダイバーとそんなに変わらなかったので、1.5mってとこでしょうか。いやぁいい物を見せていただきました。

ドクウツボとミカヅキコモンエビ バブルコーラルシュリンプ

その他、大量のギンガメアジの群れやカンムリブダイ、アカククリの群れ、バブルコーラルシュリンプ、ドクウツボを掃除するミカズキコモンエビ、スパインチークアネモネフィッシュなどなど。

元気なダイバー
本日のパラダイス ~マブール~

午後のボートダイビング後は2チームに分かれて、ゆっくりする人はお部屋でリゾート気分を満喫していました。ガンガン潜る人は、もちろんダイビング。のんびりチームに見送られてエントリー。目の前のハウスリーフは、生物がいっぱいで、潜っていて飽きません。ツノハタタテ、ミナミハコフグyg、ヘコアユ、ヒトデヤドリエビなどなど。ゆっくり見て&撮影しました。最後には、ニシキフウライウオも登場。早速みんなで撮影していると、あれ?、こっちにも、あっちにも。結果3匹いました。ペアはありますが、3匹は珍しいですね。初めて見ました。

スパインチークアネモネフィッシュ コモンヤドカリ

サンセットダイブでニシキテグリの産卵を見たかったのですが、すでに満員で締め切られていたので、諦めて普通にナイトダイビングしました。エントリーするとすぐに、ホタテウミヘビが悠々と泳いでました。ソメンヤドカリが走り回ったり、寝込みにライトを照らされ、色が戻っていくトゲチョウチョウウオ、アオヤガラ、ヘラヤガラなどなど。

のんびりチームが見た夕焼け 乾杯

無事初日のダイビングも終了。ナイトチームもいたので、ちょっとだけ遅い食事になりました。お部屋でログ付けして、徐々に眠い方から解散。一部ログ付けしながら寝てた人もいたんですけどね・・・

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