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ガス昏睡(窒素酔い)

窒素などのガスの影響で、圧力下で人体に中毒症状を起こさせること。水深30mを超えると症状が出始めるが、個人差があり、同じ人でもダイビングの状況によって異なる。
ガス昏睡の症状には、以下がある。
・気分の高揚、もしくは落ち込み
・思考力の低下
・反応が鈍くなる
・体が思うように動かせない
・意味なく笑う
・間違った安心感
・不安感、パニック
・安全に対する配慮を欠く行動
ガス昏睡自体は危険ではないが、判断力の低下が問題である。かつては窒素だけが引き起こすものと考えられ、「窒素酔い」と言われたが、現在では酸素にも麻酔効果があることがわかっているため、「ガス昏睡」と呼ばれるようになった。