お魚さんの×××、ムフフフ、見ちゃいました(●^o^●)

集合写真
西伊豆:大瀬崎

ポイント名:湾内・柵下

天気:くもり

気温:26℃

水温:24~23℃

透明度:まあまあ

大瀬崎へ行ってきました。と言っても、今回はちょっと特別。何が特別かと言いますと、『スクールをすることが多い大瀬崎ですが、ちょっぴりマニアにダイビングしてみよう!プラス、スタッフもついでに勉強しちゃうぞツアー』なのです。まあ、要するに、いっぱい楽しむってことです、ハイ。

まず1本目は柵下。ディープ講習をした人だけが行けるエリアに直行。ムチヤギ密集地帯の上にはサクラダイがいっぱい!図鑑のサクラダイのページで良く見る、あの風景です。メスも、相当数群れていました。圧巻です。

その中に、もう1種、お目当てのスジハナダイもいました! おまけに微妙~に婚姻色。まだやる気はそんなに見えませんが、頭にはしっかり縞模様。あともう一息です。一番興奮していたのはスタッフ・・・もちろん勉強のためです(^◇^)

スジハナダイ
アカイソハゼ

コンピューターに怒られる前に、深度をあげると、ビシャモンエビのペアが向き合って、いい感じなんですが、ちょっと根元過ぎ・・・ホソテンロクケボリ、イチモンジハゼ、ザラカイメンカクレエビ、おたふく風邪みたいにほっぺがふくらんだアカホシイソハゼ。
エキジット間際には、スズメダイの大群に囲まれました。秋がやってきたなぁ~という感じです。

お昼ごはんを食べて、2本目、3本目は湾内でダイビング。今、ハクセンエビが登場しています。普段はかな~り深い所にいる種なので、まずお目にかかることはないのですが、なんとビックリ!今なら20mちょっとで見られます。もちろん押さえておかないとね!

他にもアカオビハナダイのメス、ハッチアウト前の卵の中で動いているアオリイカの赤ちゃん、1cmくらいのクロホシイシモチの赤ちゃんの大群などなど。そして、2本目の最後は重要なミッションの下調べを敢行。3本目に備えました。

ビシャモンエビのペア
ハクセンエビ

さて、3本目は今回最大のミッション。【キンセンイシモチの産卵シーンの目撃】 あ、もちろん先週の情熱大陸に感化されているんです。下調べは、『産卵しそうなペアを探す』なのですが、1ペアしか見つかりませんでした。・・・まぁ、気が散らなくて良いです。

エントリーすると、1時間半前はイチャイチャしていましたが、今はシンクロしてスイースイーと泳いでいます。お、いい感じかな~と見ていると、カサゴが間を割っていきます。おい、おい、無粋な奴だな~と、注意しても、当たり前ながら聞いてくれません。すぐ横では、ホタテウミヘビは全身出して捕食に夢中。こんな中での産卵か・・・自然は厳しいです。

キンセンイシモチ
キンセンイシモチ

そして待つこと、たったの15分(そう、たったの15分でしたっ!)。寄り添ってプルプルプルと体を震わせると、ピンクの卵塊がぶにゅーっと出てきました。そこで、オスが放精した後、パクっ!とくわえました。

でも、なんだか、とっても苦しそう。何度か吐き出しそうになって、メスにツンツンされていました。まるで、怒られているみたい。う~ん、すごかったっ!

待ち時間、たったの15分。今年の運は使い切ったかも?(*_*)

そして、キンギョハンダイも産卵のために大興奮していました。こちらもすごかった。夕方ダイビングは、いろんなドラマがありますね~ ホント、楽しい1日でした。

さてさて、速報にある【大物?】って何なのか?・・・知りたい方はスタッフまで。

写真提供:みねぎしさん、ありがとうございます。

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