マブールダイビングツアー 3日目

朝日昨日の昼はあんなに良いお天気だったのに、夜はサンダーストームでした。そーいえば、晩ご飯時には、遠くのほうでピカピカ稲妻は光ってました。この雨風が、すごーい音だったんですが、疲れているので、そんなことはお構いなしに、ゆっくり眠ておりました・・・っていうか、クツカケは、そんなことも知らず爆眠してました。スゴイ音のことは、後から聞いて知ったんですけどね。早朝ビーチダイビングのエントリー時にはまだ残っていた雨も、帰ってくる頃には止んでました。

集合写真バラクーダポイント ~シパダン~

今日の午前中はシパダンでのダイビング。シパダンでも一番有名なバラクーダポイントです。ここでは、ワイドからマクロまで一気に楽しめるお得なポイント。バラクーダは出たらうれしいですが、まず前半は、みなさん大好きなマクロよりのダイビング。日本では頑張って深いところに行かないとお目にかかれないアケボノハゼが20m付近にコロニーを作っています。あっちにもこっちにもいます。でも、このアケボノハゼ、写真撮るの難しいんですよね。出来ればヒレが全開がいいなぁ~、これだけいるならペアで写したいな~、どうせなら背景が・・・などとついついアケボノハゼ相手に注文をつけたくなってしまうんですよね。まぁ、そんな簡単にお気に入りの1枚は撮れないもんです。そこがまた水中写真の醍醐味ってことで。

パロンシュリンプ
アオウミガメ

深度を上げていくと、これまた激レアな、でも地味ですが、パロンシュリンプ発見。それも大小2個体いました。クダゴンベ、ナポレオン、カメ、ホワイトチップシャーク、カクレクマノミ、などなど。バラクーダは・・・群れは残念でした。

カクレクマノミ
ヤドカリ

シパダンに上陸してしばし休憩。スノーケリングチームもいっぱいいます。砂浜にはちっちゃいヤドカリやサンゴのかけらがいっぱい。白い砂浜を歩いているヤドカリを撮影しようとカメラを向けると・・・意外と早い。チョコチョコ動いてうまく撮影できません。そんな風に浜辺で戯れていると、現地スタッフがヤドカリレースを見せてくれました。地味ですが意外と盛り上がりましたよ。

ギンガメアジタートルカバーン ~シパダン~

ガイドのボビーさんが聞いたところによると、1本目はバラクーダをはずしてしまったのは自分たちだけでなくどのチームも見てないとのこと。というわけでってことではないんですが『じゃあ、次はギンガメアジ』ってことになり、タートルカバーンへ。シパタンで休憩してる場所からすぐそこのポイントです。エントリーするとすぐ、ギンガメアジの群れが登場です。そこには大きなロウニンアジやカスミアジもやってきて大迫力です。しばし眺めた後、深度を下げてオドリハゼを観察。近くにはヤマブキハゼもたくさんいました。撮影の順番待ちの間には、近くのウミカラマツニはクダゴンベ、アカフチリュウグウウミウシ、シロオビイソハゼなどなど。

オドリハゼ
ヤマブキハゼ

中層では魚たちが乱舞しています。その中に、普段地味なサザナミトサカハギが婚姻色バリバリの派手派手で、アピール&産卵しています。産卵やハッチアウトは、夕暮れ時や明け方が多いのですが、サザナミトサカハギには『そんなの関係ねぇ』ってことなんでしょうかね~。ちょっと古いですね・・・

タテジマキンチャクダイ
シロオビイソハゼ

シパダンで2本ダイビングの後は、マブールに帰ってランチです。ホント、食べるか、寝るか、ダイビングかっていうリズムが、なんとも贅沢ですね~

アカネハナゴイスティングレイシティ ~マブール~

3本目はマブールでダイビング。ポイントは【スティングレイシティ】です。流れもなく、のんびりまったりダイビングです。浅場ではエダサンゴの中をミスジリュウキュウスズメダイやアカネハナゴイ、メラネシアンアンティスが群れています。全然警戒心のないコブシメがいました。ウミシダにはこっそりウミシダウバウオも隠れてたり、イロブダイygやチョウチョウコショウダイygもかわいらしく泳いでました。

イロブダイyg
ウミシダウバウオ

もちろんここでもウミウシダイビングになりました。シンデレラウミウシ、ダイアナウミウシ、クロスジリュウグウウミウシ、リュウグウウミウシ、センジュミノウミウシなどなど。

センジュミノウミウシ
オランウータンクラブ

エビカニもいっぱいです。バブルコーラルシュリンプ、アカホシカニダマシ、オランウータンクラブ、アカホシカクレエビ、ジャイアントマンティス、ゴシキエビなどなど。

アオウミガメ本日のパラダイス

今日のパラダイスは、普通のダイビングチームと、ちっちゃいものクラブの2チームに分かれてのダイビングとなりました。普通のダイビングチームは、普通にダイビングを楽しみますが、ちっちゃいものクラブの基本は定点観察。自分がかわいいと思うちっちゃいものを、心ゆくまで観察&撮影です。小指ほどのサビウツボの幼魚や、小指の爪ほどのシマキンチャクフグの子供など、基本サイズは小指です。この日のダイビングはあまりにもジーット観察することに主眼をおいたため撮影はほぼゼロ。1時間のダイビングを楽しみました。

ツバメウオyg
集合写真

普通のダイビングチームは朝からナイトまでたくさんダイビングしました。桟橋下のツバメウオからタイヤ漁礁で頭だけ隠すアオウミガメ、目をキョロキョロさせるトラフシャコ、サカサクラゲyg、ニシキテグリ、ヘコアユなどなど、各自楽しみました。ナイトダイビングもしたので、シャワーもそこそこにレストランでかんぱ~い。その後は、もちろん早々とzzz・・・

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